2020年までの5か年計画の中で、年に3~4店舗の出店を見込んでいます。闇雲に店舗を増やすのではなく、人の成長とともに店舗を増やしていく予定です。近い将来30店舗体制となると、店長の人数も増え、店舗を統括・管理していく立場の人材ももっと必要になってきます。そうした人材は一朝一夕で現れることはなく、今の段階から育つ環境整備をしなくてはだめですよね。

まさしく人材はすぐには育ちません。与える役割が大きすぎても組織が機能しないことは歴史が証明しています。統括マネージャーとして、もしくは専門分野のリーダーとして活躍するには「人間力」のような人としての「器」ももち得ているのが理想ですね。何か一つのことをやり遂げた経験がある人は、自分なりの「尺度」を兼ね備えていて、それが飲食以外のことであってもマネジメントには非常に役に立ちます。部活で野球一筋頑張って成果をだしたことでも、アルバイトを一生懸命やって評価されたことでもどんな経験でもいいのです。「継続」して頑張ったことが「成果」につながった経験があれば、「今の自分」が今の環境で、「どのレベル」にいるのか客観的に判断できるはずです。そしてその自己評価と他者評価のギャップが少ないことが大切だと思います。

マネジメントの胆は「継続」と「徹底」。常に自分と向き合って進化しようとする姿勢。それもすべて「明るい人柄」ということが前提だけどね。もちろん現状で社内にもそうした素質を持った人材はいるけど、将来を考えるともっともっと必要になる。5年10年かけて育てていきたいですね。

まずは店長へのステップを一通り歩んで、店舗運営全般に関わっていただきます。そこで評価されるのは「数字」よりも「コミュニケーション力」。「マネージャーとしてのコミュニケーション力」とは何か、それを店長・副店長に研修していきます。例えば、「ホールスタッフを褒める」シチュエーションで「褒める基準」「使用する言葉」がブレてはいけません。またそのスタッフの社歴や年齢等で伝え方も変わります。科学的なコミュニケーション研修を重ねていくことで店舗運営力が向上していきます。

飲食出身の自分から見た「こめらく」の強みは、そうした科学的な研修が飲食出身ではない社長、副社長の発想によるところだと思ってます。どうしてもその場その場のリアクションの訓練やオペレーションに偏りがちな飲食店の研修ではなく、他のサービス業や営業職等でも通用する根本的な人間力を高めるところにあります。店長として3年から5年をかけてじっくり育てる発想も他の飲食店では見たことがありません。

数字は後からついてくる。
こうした余裕は昔からあったわけではなく、今日明日を生き延びるのが精一杯だった時代もありました。しかし、その時学んだことが今日の制度に活きていると思います。銀行出身の社長と、食品メーカー出身の自分と、飲食SV経験のある境の発想やアイデアで従来とは異なる飲食企業を創りあげたいと思っています。将来幹部として一緒にそうした企業構築できる方と出会えるのを楽しみにしてます。30店舗体制だと、単純に店長30人、統括SVも5店舗管理を平均とすると6人必要。単純に現在の倍。我々も人間力を高めないといけないです。

自分も社員みんなとともに成長していきたいですね。コミュニケーション研修はもちろん、熱意ある社員には一般的な計数管理講座だけではなく、より実践的な講義も行っていきます。また、店舗SV以外にも各個人の強みを活かした「人材育成トレーナー」「接客サービストレーナー」「メニュー開発」「調理トレーナー」「衛生管理トレーナー」「販促マーケティング」「仕入れ購買」「出店オープニングトレーナー」などのスペシャリストとして企画開発部門の本社スタッフになっていただく人材も必要です。

みんなが食べたことあるお茶漬けから、誰も食べたことのないお茶漬けへ。そんなオンリーワンのビジネスを独自の制度で展開している私たちの未来は非常に明るいと信じてます。

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